■はじめに
管理人ヒツジが中国の上海地区に夫と一緒に住んでいた経験を活かして中国での生活習慣や中国の環境、状況などをご紹介します。
■中国の経済
今、中国は高度成長期の真っ只中にいます。1年間で周囲の環境がガラリと変わってしまいます。私達が住んでいたところは上海近辺の地方都市でしたが、半年で地図を更新しなければならないほどです。外資系企業もどんどん進出してきています。特に日本、台湾、香港、シンガポール、韓国とアジア近辺の先進国は皆中国に進出しています。上海市に日本人常駐者は3万人、出張者、観光客合わせると7万人強にもなります。上海市は日本料理店や日本式カラオケなどが、とてもたくさんあります。
こんな中国で問題になっているのが貧富の差。特に上海ではひどく、外資系企業や上場の民間企業にお世話になっている人達はある程度裕福な生活を送れるのですが、その恩恵に恵まれない人や農民は昔とあまり変わらない生活を送っています。大きな高層ビルの影にヒッソリと昔ながらの家が佇んでいるのが現状です。あまりに早い成長でもインフラ面や人としてのモラル、交通ルールなどが追いついておらず、私の目から観て「いつか大変なことが起きるのでは!?」といつも心配していました(^^;汗
■上海地区のインフラ
現在、急ピッチで工事を進めていますが上海含め、上海近辺の地方都市はいつも大渋滞です。高度成長に追いつけずに上海−南京高速道路はいつも工事を行っており、トラックは走行禁止になっています。日々、車の数が莫大に増えてるので上海政府も規制をかけナンバープレートを1枚約3万元(約40万円)で販売。しかもそのナンバープレートが規定数しかないので当選しないと買えないのです。政府は高度成長率を抑制していますがそれでも成長率9%強と成長し続けています。そのせいか、2004年の交通事故死亡者はなんと10万人以上!こんな状態なので政府は交通ルールを見直しました。見直し内容は、罰金を今までの約10倍。車優先から歩行者優先にしました。中国は「交通戦争」と言われるくらい車のマナー、歩行者、自転車のマナーが悪くて、車、歩行者が紙一重でかわしている信じられない状況です。交通ルールが変わった後は多少良くなりましたが一つ矛盾していることがあります。歩行者優先と先程述べましたが車が右折(日本とは逆)する時は歩行者が青信号でも進むことができるのです。これが一番の問題で事故が多発しています。日本で考えたら、青信号で有意義に渡っていたら左折者が飛び出して来るのです。そりゃ事故りますよね〜。という訳で中国に来たときはくれぐれも気をつけてくださいね。
■普通語と地方語(方言)
中国では北京語(普通語)と地方語(方言)があります。北京語は中華人民共和国が出来た時に統一したのでわずか50年ちょっとした経っていません。中国ではわずか20年前でも学校に行くことが出来なかった人が多かったので北京語が話せる人は上海でも30%くらいと聞いています。では北京語と地方語はどれくらい違うのかと言うと・・・まったく違います!同じ中国人でも異なる地方同士が地方語を話せばまったく通じないのです。例えば中国での挨拶「ニーハオ」、上海語になれば「ノンホー」みたいな感じです。私が居た上海近辺の地方都市でもまた上海語とは言葉が違います。同じ出身同士なら必ず地方語を話すので北京語を聞く機会が少なく、なかなか覚えられなくて困っていました。
■上海の市場(いちば)
上海の市場ははっきり言って面白いです!ありとあらゆる物があり、結構そそられますよ。市場と言っても色々で、骨董、ブランド、陶器類、日用雑貨などなど・・・一日回っても飽きません。私も日本から友達が遊びに来た時は買いまくりました(^^;
■上海での暮らし
上海での暮らしは日本で普通に生活するより、かなりゴージャスな生活を送れる?と思います。
一般的?上海マダムライフ?の例を紹介します。
まず朝、夫が仕事に行った後すぐに子供を見送る。子供の学校はインターナショナルスクールが一般で送迎バスが来ます。他のマダム達と一緒に子供を見送るとそこで一緒になったマダム達と一緒に街に繰り出す。一緒に行くところと言えば、買い物、エステ、マッサージ、茶楼、バレエや二胡といった習い事。ランチには高級中華料理や日本料理、フレンチなどを食べに行く。ランチ後も午前中と同じようなことをする。午後3時頃になると子供を迎えに行って今度は子供の習い事、買い物などに行って帰宅。家ではお手伝いさんが掃除や洗濯、食事を作る。夫が帰って来て晩食後、DVD観たりマッサージに行ったりして12時頃寝る・・・といった感じです(^^)毎日エステやマッサージ、外食ができるのはモチロン安いから。上海は地方都市より多少高いですがそれでも充分遊べます。では、どれほど安いか比較してみましょう。
| 項目 |
日本 |
上海 |
| エステフルコース |
20,000円〜 |
2,000円〜5,000円 |
| 全身マッサージ1時間 |
5,000円〜 |
500円〜1,000円 |
| 足裏マッサージ1時間 |
5,000円〜 |
500円〜1,000円 |
| 高級中華料理店4人 |
20,000円〜 |
3,000円〜8,000円 |
上記の内容を見てもらえば分かりますがマッサージなんか毎日行っても大丈夫そうですよね。しかも、駐在している人たちは(または長期出張)日本の給料の他に中国での手当てがでるし、日本人が住みやすい高級マンションも会社が負担してくれたりしてくれるので日本での給料の2倍、中には3倍近くある人たちもいます。その上、物価が安いときたら毎日遊んでも十分貯金できそうですよね。ちなみに、私は上記で記載しているようなマダム達の生活はしていませんでした。毎日、地味に家事してました・・・(^^;
■日本と中国の物価の違い、生活費一覧表
上記で述べていますが日本と中国の物価の違いはまだまだ大きいです。それでもこの高度成長で物価はカナリ上がってきていると思います。野菜でも一般の物と緑色食品(無農薬)と値段は2倍以上高いものもありますし、日本食材店に行けば日本より高かったり。本当に日本と同じ生活を送ろうと思えば日本と同じくらい、それ以上かかってしまうかもしれません。私の場合は、週の5日は家で作って2日程度は外食していました。野菜はなるべく低農薬のもの、日本の調味料、肉や魚も日本食材店で買っていました。それ以外はカルフールなどで買っていて結構食費はかかっていましたがそれでも月の生活費は大体6,000元〜8,000元前後でした。その生活費の全貌を紹介します。
| 項目 |
中国 |
日本 |
| 食費 |
15,000円 |
30,000円 |
| 外食費 |
10,000円 |
20,000円 |
| 光熱費 |
7,000円 |
30,000円 |
| 遊び費 |
20,000円 |
50,000円 |
| お小遣い |
30,000円 |
60,000円 |
| 雑費 |
10,000円 |
30,000円 |
| 合計 |
92,000円 |
220,000円 |
生活を始めた頃は、色々必要なものがあったので月に15万円程度かかっていましたが大分慣れてきたら毎月は10万円かからない程度です。でも、中国人の一般の給料は800元(1万円強)〜2,000元(3万円弱)が一般なのに7,000元(9万円)は使いすぎだなぁと思いつつ、過ごしていました。
皆さんも中国で生活してみたくなりましたか?一度団体旅行で視察してみるのもよいでしょう。
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